DALEE'S & CO
品番:Royal.N2.Coat...1910s NAVAL COAT
- 価格:¥50,000(税抜)¥55,000(税込)
- サイズ:13.5(XS) / 14.5(S) / 15.5(M) / 16.5(L) / 17.5(XL) / 18.5(USM) / 19.5(USL)
- カラー:HD.NVY
- 原産国:純国産品(完全日本製)
Pコートと呼ばれるまでの歴史と端境期の物語
北海の海は、いつも冷たく荒れていた。
17世紀、オランダの船乗りたちは凍りつく風の中で帆を操り、濡れた甲板を歩き続けていた。彼らの体を守ったのが、厚い粗織りのウール「pij」で作られた短いコートだった。船上で動きやすい丈、風を防ぐダブルブレスト、大きな襟。実用のためだけに生まれたその船員服は「pijjekker」と呼ばれ、北海の船乗りたちの命を守る装備となった。やがて海洋国家イギリスが、この合理的な服に目を向ける。18世紀、Royal Navyは北海の経験が生んだそのコートを水兵の防寒着として採用する。名前は英語化され「Pea Jacket」、後のPコートとなった。
時代は流れ、海軍の拡張が進む19世紀末。英国最大の海軍基地ポーツマスの対岸、ゴスポートの町には海軍仕立て商が集まっていた。その一人がEdgar Camplinである。Camplinは海を知る仕立て屋として、船員たちのためのコートを作り続けた。厚いメルトンウール、碇の刻まれたボタン、嵐の中でも襟を立てれば首元を守る大きなラペル。海のために磨かれたその形は、やがてRoyal Navyの象徴となっていく。1910年頃、Pコートはすでに完成された姿を持っていた。それは一人の発明ではない。北海の船乗り、英国海軍、そして海を知る仕立て屋たちが時間をかけて育てた服だった。オランダの海で生まれ、イギリスの海軍に鍛えられたそのコートは、やがて世界中で「Royal Navyのコート」と呼ばれる存在になる。
素材・産地
- ●素材組織:コットン100%
- ●素材表示:高密度コード織り
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静岡県浜松市で製造した高密度コード織り素材。経糸に対し緯糸を7倍もの糸量を打ち込むことで防風・防寒の機能性に優れた素材。仕上り時の「硬い」素材に生地洗いを繰り返し柔軟に仕上げた。
- ●素材産地:静岡県浜松
- ●製造産地:山形県新庄
- ●製造設備:UNION SPECIAL 1940sDOUBLE NEEDLE
納期
納期:2026年10~11月予定
※納期について
弊社の商品はオリジナルの素材を旧式の織機及び吊編み機設備を使用し製造しております為、製造する難易度が高く、製造に想定以上の時間がかかることが御座います。
表記の「納期」は目安となっており、遅れが生じる場合が御座いますので何卒御了承の上ご購入下さい。
※製造の都合により、カタログに記載されている納期と異なる場合がございます。予めご了承ください。
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